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都議会でセクハラ? 政界one eighty (180°)2014年6月19日号(第21号)

※このページは、発行済メールマガジンの一部要約記事となります。

6月19日号の内容です。

 1 今夜のアゴラ言論アリーナはヨシダソース会長の「夢をかなえる」

 2 合計特殊出生率1.43

 3 やってしまった?都議会のおせっかいおじさん

 4 ワールドカップ開幕 〜4年後に向けた思い〜

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1 今夜のアゴラ言論アリーナはヨシダソース会長の「夢をかなえる」
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今夜の言論アリーナは、世界のソース王、吉田ソース創業者の吉田潤喜会長を
お迎えしました。
「自由に自分らしく働くキャリアを考える」というテーマで、吉田会長の人生
をとおして、それぞれの生き方や働き方を考えるヒントになる放送になってい
ます。

今回の放送は、ニコ生ですが録画です。生放送の時のように、リアルタイムで
皆様からのコメントを拾うことはできないのですが、コメント入力は出来ます。
ぜひ温かいコメントをお寄せ下さい。

吉田会長は、19歳でアメリカに渡り、4度の破産危機を乗り越えながら、一
代で18社の企業を率いる「吉田グループ」を築き上げられました。
2003年には、アメリカ中小企業局が選ぶ全米優良企業24社の内の一つに選ば
れ、FedExやインテル、AOL、ヒューレットパッカードと並んで殿堂入りを
果たされました。アメリカではイチローよりも有名な日本人と言われています。
アメリカでは、各家庭の冷蔵庫には、かならず吉田ソースが入っているんです。

番組では、3歳で片目を失明してから、19歳で大学受験に失敗し単身・無一
文で渡米され、アメリカンドリームを叶えるまでの吉田潤喜ストーリーをご紹
介します。

会長のお話を聞いていると「お前ら100%の力でやってるんか?」と常に問わ
れている気がします。
一緒に番組をしている、宇佐美さんは、東大→経産省という華々しい人生です
が、それでも起業して色々と苦しい時期もあったのでしょう。ちょっと涙ぐん
でいる?場面もあります。

放送の中で、吉田会長は、人間には欲があって、「見栄」もある。これはあた
り前の事だけど、人として大事なことは「見栄」をコントロールすることだと
話されています。
仕事関係も、人間関係も悪くするのも、突き詰めれば全て「見栄」。日本では
上司に気に入られることが大事という風潮がある。上司に気に入られた人が評
価されやすい。
「すごいですね!」「ずっとついて行きたいです!」と部下におだてられると、
気持ち良くなって、その部下への評価が甘くなる。反対にどんなに有能な部下
でも、自分を尊敬していないような部下のことは認めたがらない。本当に会社
のことを考えた客観的は評価でできなくなり、自分の「見栄」を守るために優
秀でも嫌いな部下を切り捨ててしまう。

このような評価の仕方が日本組織の問題点。評価するためのトレーニング、評
価する側の教育をしなければ、出る杭はうたれて終わってしまう。「見栄」
で部下を評価するようなことはやめてほしいと。

収録後、引き続き「見栄と上司」の話が話題になりました。
アジア9カ国の若者を対象にした仕事に関する意識調査で、「就職先で重視
することは?」という問が出されました。
海外の若者が「技術の習得」、「様々な種類の仕事ができる」、「業界のリ
ーダー企業かどうか」を選んだのに対し、日本の若者が「就職先で重視する
こと」NO.1に選んだのは「よい上司」でした。
会長は、この結果を聞いてズッコケていました。

番組冒頭で、吉田会長が有名になった伝説のコマーシャルや、信じられない
くらいの大豪邸も紹介する予定です。
来月、自宅に3000人を招いてパーティーを開くそうですが、3000人入れる
家って、、、。こちらを見るだけでも楽しめるかもしれません。

6/19(木)夜8時「波瀾万丈のアメリカビジネス成功記-ヨシダソース会長」

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2  合計特殊出生率1.43
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去年の合計特殊出生率が1.43となり2年連続の上昇となりました。
出生率が上がっても、出生数は102万9800人で過去最低です。産まれる子ども
の数が減っているのは、出産する年齢の女性人口そのものが減っているからで
す。
出生率が上昇してきた理由として、40代目前の団塊ジュニア世代の駆け込み出
産も上昇率の要因だと考えられますが、卵子の老化など、妊娠には限りがある
んだという情報も浸透してきたのでしょう。

森三中大島さんの妊活休業から考える高齢出産の厳しい現実

しかし、女性が第1子を産む平均年齢は30.4歳で、21年連続で絶賛上昇中です。
そして、去年産まれた102万9800人の27%は、35歳以上の女性から生まれてい
ます。この調子では、第2子、第3子のチャンスがあまりにも少ないですね。
どうにかこうにか、1人産んで終了ということになってしまう年齢です。

この数字も、元を辿っていけば、晩婚化だから仕方ありません。日本で出産す
るということは、イコール結婚が前提となります。
未婚のまま出産に至る割合は2%程度ですから、出生率を上げたいなら、結婚
してもらうしか道がないのです。しかし、30歳から34歳の未婚率をみると、
男性は47.3%,女性は34.5%です。また、50歳時点で一度も結婚したことがない
人の割合(=生涯未婚率)も急激に増えています。
今後、生涯未婚率は25%、4人に1人は結婚しない時代になると予想されてい
ます。

今の若い人は、結婚したくないんでしょうか?
若者の価値観が変わり、結婚しないことを望む人が増えたと言われることがあ
りますが、実は今も昔も「結婚したい」という気持ちは変わっていません。
男女とも9割程度の人は結婚するつもりがあるのに、していないというデータ
が出ています。

結婚したいけれど、結婚出来ない・しない理由として「適当な相手に巡り会わ
ない」と回答した人が多数います。特に女性は、半分以上が適当な相手に巡り
会わないと答えています。

それでは、「適当な相手」とはどういう人なのか。男女差が比較的大きいとこ
ろを見てみると、男性は「容姿」、女性は「経済力や職業」を望んでいます。
女性から見た場合「適当な相手」として、男性の雇用や経済状況が大きく関わ
っているため、経済が持続して停滞し、雇用環境が悪くなっていることが、現
在の若者の結婚を遅らせる大きな原因の一つになっていることは確実と言える
でしょう。

先日、報道で「50年後(2060年代)に人口1億人程度を維持する」そして、合
計特殊出生率(12年=1.41)を2.07程度に引き上げる。難しいけど不可能では
ないとおっしゃていました。(「選択する未来」委員会 会長・三村明夫日本
商工会議所会頭)

自民党政権、どうせスローガンだけで、何も変わらないでしょう。
少子化高齢化は20年以上前からずっといわれてきました。
「少子」という言葉が使われたのは、1992年「平成4年版国民生活白書」(経
済企画庁編)です。1992年は宮沢喜一さんが総理大臣の時です。
そして、13年後の2005年、日本の総人口は、統計を取り始めて以来、初めて減
少を記録します。総人口が減少するのは、少子高齢化が進むことにより、予測
されていたものです。1992年当時から2006年前後にそうなるのがわかっていて、
何もしなかった、できなかったということです。

少子化や家族分野で有名な社会学者の山田昌広教授は「パラサイトシングル」
や「婚活」ということばを広めたユニークな方です。
その山田先生のもとには、少子化について海外から取材がよく来るそうですが、
昔は「日本は少子高齢化がくることわかっていたのに、なぜ対策してこなかっ
たのですか?」という質問ばかりだったそうです。最近は「対策をとらないま
ま、少子高齢化を迎える日本が、どうやって立ちむかうのか、前例にしたいか
ら教えて欲しい」という質問に変わってきたそうです。日本は何も対策してこ
なかったということは周知の事実というわけです。

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3 やってしまった?都議会のおせっかいおじさん
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さて、そんな話を書いていたら、都議会の野次が問題になっているようです。

女性都議に「産めないのか」

野次の内容は程度が低いですし、個人的なことを公の場所で、しかも無関係な
人がいろいろ言うのは問題外です。
その上で、あえて議会の野次の話からは離れて、論点を変えます。

(ブログに掲載)

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3 ワールドカップ開幕 〜4年後に向けた思い〜
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ワールドカップ、日本の第1戦は残念ながら負けてしまいました。
途中から出場した大久保選手の談話です。

「ピッチに入った時に4年前の戦い方と同じだと思った。ボールを持っても味
方がいない。この4年間は何だったんだという感じ。」

この記事がとても心に突き刺さりました。

(ブログに掲載)

 

吉田会長

 

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