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維新スピリッツとは

維新政治塾1期

維新政治塾7期が始まりました。今回は元代表の橋下徹さんも講義をするということです。
わたしは維新政治塾1期生です。1期生で現在でもまだ残っている人が少ないというのもあるし、現場に行けていない人ということもあるのでしょうが、たまに「維新スピリッツを体現してる」と言われることがあります。

気になるのは、おそらく維新スピリッツの解釈がまちまちであること。表面的な話になると少し残念だなと感じます。
ここでは、あくまでわたしが考える「維新スピリッツ」に関して少し話したいです。

一番フィットするのは、バスを押す話。
1台のバスがあるとしよう。このバスを目的地まで動かさないといけないとき、あなたはどうするか。

よっしゃ、とっとと動かしたろか、あとさき考えずにバスに飛び乗り、エンジンをかけて出発する。わたしはそうだ。
頭のいい人は、そんなことはしない。目的地への距離はどのくらいか、ガソリンはあるか、予算は、ルートは。と考え、計画をたてる。
しかし、そんなチンタラしてたら、競争相手はあっという間に目的地に着いてしまうでしょう。

ガソリンが無くなったらどうするんだ?
きっと馬鹿だなって言われる。そう、馬鹿だけどね、バスから降りて後に回って押す。
そんな、バスなんて一人で押して動くはず無いやろ。

それをしたのが、橋下徹であり、松井一郎であり、馬場さん、浦野さんたちだ。

動くはずのないバスを、情熱の、理念のバスを、橋下さんは一人で押していた。
そこに、松井さん、そして維新の核を成しているメンバーが、
「なんか変な人がバスを必死で押してる。なんであんなに必死なんかな。ちょっと手伝ってみよか。」
と集まった。
バスは少しずつ動き始めた。少しずつ人が集まって、とうとうバスは進み始めた。

いまでは、最初に押していた人は、いなくなってしまったね。
しかし、集まった人たちが、まだバスを押し続けている。
吉村さん、大阪の府議・市議、国会議員、他地域で頑張ってる議員や支部長、ボランティア。こんな話。
維新スピリッツとはそういうイメージだと思う。

今現在維新にいる人や、今回政治塾に参加した人の中にも、こういう話に反発する感情を持つ方がけっこういると思います。
自己実現のためや、公より私が大事な人も、当然いるでしょう。時代だし、古いとか思うのかもしれない。組織よりも自分が認めた友だちだけが大切な人もいる。

ネット上で時々おこる議員とボランティアのトラブルの多くは、この部分の行き違いが原因だ。ボランティアの方は、維新スピリッツの塊だと思う。バスを押さない議員には厳しいのです。
「身分にこだわらない」という松井さんの言葉も、バスを押すことにつながるのだと、わたしは勝手に思ってます。

バスの話は、アメリカンドリームを実現した、ヨシダソースの吉田潤喜会長が、よく話されるお話です。ご興味がありましたら、ぜひ著作を読んでください。
吉田会長がアメリカでまだ貧乏な頃、お嬢さんが病気で死にかけたとき、ある病院に命を助けられた。
保険も無く、アメリカでは超高額な治療費をどうしたものかと悩んだけど、思いがけず治療費は病院へ寄せられた寄付で賄われた。アメリカではお金持ちになると病院などに寄付する人が多いんですね。
心から感動し、感謝した。そして、将来は人を助ける側に絶対行くんだという気持ちが、その後の情熱の原動力になったという話もあります。今でも億単位の寄付を病院にしているそう。

さて、維新スピリッツとは、「他人のために自己犠牲」みたいな話にされがちなんですが、まあ結果的にそういう部分もありますが、本来は「理念や情熱を支持する」「理念の旗を立てる」というような話と理解しています。「人を支持する」「大衆の意見を聞く」ではなくてですね。
けっして自己犠牲ではないと思います。今後もわたしは、可能な限りバスを押し続けます。
今回塾生になられた方々には、ぜひ様々な方の講義を通じて、維新の理念について感じてもらえたらと思っています。

(※注)バスを押す場面の表現は「維新スピリッツ」の説明のために脚色したものです。事実は多少異なります。

コメント

    • 北岡明
    • 2023年 6月 07日 7:46am

    流石海老沢由紀さん維新塾一期生ですね❗維新スピリッツを凄くされています。明日の日本を輝かせて行く為にも海老沢由紀さんの力が必要ですから是非とも国政にて頑張って欲しいです‼️海老沢由紀さん東大阪から応援してます‼️

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