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セクハラは「本人が不快に感じるかどうか」で判断されるしかない

アベマプライム

『ABEMA Prime』に出演いたしました。

生放送は、時間の制約もあり、なかなか難しいですね。
今回は「SNSでデマや誤りがネットで広がった時にどうすべきか」というテーマで出演させていただいたのですが、予定外に「セクハラ」中心の話題になり、テーマから離れた議論になってしまいました。

お時間がありましたら、わたしがやり込められる場面をお楽しみください。

SNSや報道の誤情報拡散…名誉回復どうすれば 効果的訂正は?海老沢由紀と議論(ABEMA)

本題だったテーマ「SNSでデマや誤りがネットで広がった時にどうすべきか」は、話そうと思っていたことがほとんど話せなかったので、整理してブログで出すことにします。

さて、ABEMA Primeはテレビ朝日系列なので、収録は、六本木のテレビ朝日本社から入って、「EXけやき坂スタジオ」で行われました。
21時から23時までの2時間番組ですが、わたしは冒頭の30分ほどで出演が終わりましたので、すぐに帰宅。
そして、同じテレビ朝日でABEMA Primeと並行して地上波で放送している、人気ドラマ「六本木クラス」を見ました。(ABEMA Primeを見てなくて申し訳ありません。)

平手友梨奈さん、ほんとかわいいですね!
竹内涼真さんもカッコいい。



しかし、良く肩に触ってます。

スタジオで批判された後だったから、特に気になったんです。

「本人が何とも思わなくても、女性の肩に触るのはセクハラ」「他人が見ていて不愉快」というコメントの延長線上で、こういうドラマのシーンはどう解釈すればいいのか?

「他人が見て気になる、気にならない」が判断基準になるなら、本人たちの人間関係、背景などは、見た人の憶測にすぎないですから、見る人によっては、どんなに行為が美しくてもセクハラになり得る。
おそらく男性は女性に一切触れられないし(女性が男性もダメですね)、社会的にはドラマだってダメになりませんか?

あくまで、セクハラは「本人が不快に感じるかどうか」で判断されるしかないと思いますが、いかがでしょう。

猪瀬直樹参議院議員が、朝日新聞と同時に訴えた三浦まり上智大学教授など、女性の権利等を言う人たちの多くは、自己主張のために言ってるとしか思えないことが多いです。
三浦教授は「セクハラされた」と決めつけ、元朝日新聞の浜田敬子氏は「声をあげないことは罪深い」「議員の資質が無い」などと書きました。
被害者とされるわたしに対するものですから、もし本当に被害にあっていたらセカンドレイプともなるもの。

一番単純に言うと、「見ていて不快だ」と言う表現は、自分の話です。それを無自覚に言ってるから、それが他人の人格を軽視し、セルフコントロールを害する結果となっていることに気づいていない。
そして、そういう方は一方で、個人の人格や個人の自由を尊重しろ、という矛盾したことを言ってることが多い。
そこには、本来は尊重しなければならない当事者に対する配慮はありません。バランスが悪く、少々品格に欠けるとさえ感じます。

番組で、EXITの兼近大樹さんは、言葉を選びながら「他人の背景を想像することが大事」と話されました。
茂木健一郎さんは、脳科学者の立場から「感覚は人によって違う」と。司会の平石直之アナは「年代によって異なる基準」についてコメントされました。
言いにくそうな雰囲気を出しながら、男性から出されたこれらの視点は、大事なポイントだと思います。

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